📝 議事メモレック無料で試す
AI議事録の選び方・使い方

無料で使える文字起こしの選択肢と、その限界

· 株式会社リキッドブロック · 読了 4分

𝕏 ポスト Facebook LINEで送る B! はてブ
この記事で分かること

スマホの音声入力、Googleドキュメント、Web会議ツールの標準機能、手作業の4つを比べます。話者を分けられない・要約されない・録音ファイルを扱えないという無料の限界と、有料に切り替える目安を整理しました。

文字起こしは、お金をかけなくてもできます。ただしそれぞれに向き不向きがあり、限界を知らずに使うと時間を失います。

無料でできる方法を挙げ、どこまで実用になるかを整理します。

1. スマホの音声入力

iPhoneの音声入力、AndroidのGboard音声入力を使う方法です。

できること

限界

向いている場面:自分ひとりのメモ、会議直後の口述記録

会議そのものより、会議が終わった直後に要点を口で言ってテキスト化する使い方が現実的です。記憶が新しいうちに3分話せば、それなりの下書きになります。

2. Googleドキュメントの音声入力

「ツール」→「音声入力」で使えます。無料で、句読点も比較的入ります。

限界

向いている場面:ひとりで話す内容の書き起こし

「録音済みのファイルを再生してGoogleドキュメントに拾わせる」という方法が紹介されることがありますが、音質が落ち、精度も安定しません。会議1時間分を実時間かけて再生する必要もあります。

3. Web会議ツールの標準機能

Zoom、Teams、Google Meetには文字起こし機能があります。

ツール 無料プランでの提供
Teams 組織の設定による
Zoom 有料プランが必要な場合が多い
Google Meet エディションによる

すでに契約しているなら、まずここを確認してください。 追加コストなしで使える可能性があります。

限界

4. 自分で書き起こす

最も確実で、最もコストがかかる方法です。

1時間の会議で3〜4時間が目安です。再生と停止を繰り返すため、実時間の3倍以上かかります。

時給2,000円で換算すると6,000〜8,000円です。有料ツールを何回分も上回ります。

それでも選ぶ場面:外部に音声を出せない、極めて機密性の高い会議

無料の限界はどこにあるか

無料の方法に共通する限界は3つです。

1. 話者の区別ができない

「誰が言ったか」が分からないと、決定事項の責任者が特定できません。複数人の会議では、ここが実用性を大きく左右します。

2. 要約されない

文字起こしだけでは議事録になりません。1時間の会議は2万字前後になり、それを読んで要約する作業が残ります。

読むだけで20〜30分かかります。要約まで含めれば1時間近く。ここが無料と有料の実質的な差です。

3. 録音済みファイルを扱えないものが多い

リアルタイム入力型は、その場にいないと使えません。会議中に操作する余裕がない場合、選択肢から外れます。

有料を検討すべき目安

次のいずれかに当てはまるなら、有料の選択肢を見る価値があります。

逆に、ひとりのメモや短い打ち合わせなら、無料で十分です。

費用の考え方

有料といっても幅があります。

方式 目安
月額サブスク 1,000〜1,500円/月
都度払い 200〜550円/回

月5回以上使うなら月額制、それ未満なら都度払いが安くなります。

そして重要なのは、議事録にかけている時間の価値と比べることです。毎回1時間かけているなら、月に4回で4時間。時給2,000円なら8,000円分です。

その観点で見ると、多くの場合は有料ツールのほうが安いという結論になります。無料にこだわって時間を使うのは、実は最も高くつく選択かもしれません。

まとめ

無料の選択肢を試したうえで足りないと感じたなら、それが有料を検討する適切なタイミングです。最初から有料を勧める記事より、一度試してみるほうが納得できると思います。

この記事をシェアする

𝕏 ポスト Facebook LINEで送る B! はてブ

議事メモレックは、登録もサブスクも不要のAI議事録サービスです。録音するだけで文字起こし・要約・やることリストを自動作成します。5分までは無料でお試しいただけます。

無料で議事録を作る

使い方を図で見る →

あわせて読みたい

AI議事録の選び方・使い方

議事録の「そのあと」をAIに頼む — Chrome拡張「LB AI Prompt side bar」を公開しました

議事メモレックと同じ株式会社リキッドブロックから、生成AIへの指示(プロンプト)を選んで整えて、ChatGPT・Claude・Geminiにワンクリックで入れるChrome拡張機能を公開しました。議事録のあとの作業に使えるコマンドと、使い方の流れを紹介します。

· 読了 3分
AI議事録の選び方・使い方

議事録作成にかかっている本当のコスト

1時間の会議の議事録には80〜200分かかり、時給換算では年間20万円前後になります。工程ごとに削れる部分と人が残る部分を分け、導入が向かない3つのケースまで整理しました。

· 読了 4分
AI議事録の選び方・使い方

AI議事録ツールの選び方 — 月額制と都度払い

会議の頻度・アカウント登録の要否・音声データの扱いという3つの軸で、月額制と都度払いのどちらが向くかを判断できます。月3〜4回という損益分岐点と、解約忘れの試算も整理しました。

· 読了 5分
AI議事録の選び方・使い方

AI議事録ツール4社の料金比較(2026年9月)

Notta、Rimo Voice、Otolio(旧スマート書記)、議事メモレックの料金を、各社の公式ページに掲載されている数字だけで並べました。月額制と都度払いの分岐点、価格を公開していないサービスの見方まで整理しています。

· 読了 6分

← 記事一覧へ